iPadをWindowsのサブディスプレイにする
PCでプログラミングやパワポの作成をするときに、作業画面と参考に表示しているウェブサイトとか他の画面を複数並べてやっていると個々の画面が小さくなりちょっと不便だなと感じていました。
それならせっかくiPad Proを買ったんだしなんとかしてサブディスプレイにしちゃえ!
使用環境
・Surface pro4 (Windows10)
・iPad Pro(第2世代)
画面共有のアプリを試す
そういうアプリの一つや二つあるだろうとぐぐりました。
そして出てきたのが「Duet Display」というもの。なんでも元Appleのエンジニアによって作られたんだとか。評価もよさそう。
公式サイトからダウンロード。
PCとiPadそれぞれにアプリをインストールするのですが……、
iPad側のアプリは有料なのか……。¥1,220はちょっと高い。
一応フリーソフトがないか探してみました。すると出てきたのが「spacedesk」というもの。フィリピンの会社らしく、セキュリティなど少し不安はありましたが、いろいろ調べましたが特に問題はなさそう。
公式サイトからダウンロードできます。
これもPCとiPadと両方にアプリを入れます。両方無料。
ダウンロードがすんだら両方でアプリを起動します。
しかしこれがなかなかうまくいかない……
と思ったらWifiをつなぎなおしたところうまくいきました。
iPad側でIPアドレスをタッチするとそのまますぐにPC画面の共有がされます。
文字入力はちょっとラグがあるけど、そんなに気にならない。カーソルの移動はちょっと時間がかかるけど、まあこれぐらいなら……というレベル。ウィンドウの移動はもう少しかかるしPC側もちょっとかくつくような。でもこれも許容範囲です。
iPad側からもPCの画面操作ができます。もちろんちょっとラグはあるけど。
欠点にして一番の問題点はディスプレイの文字が小さいこと。これはソフトのせいか解像度の違いなのかまではわからないのですが。画面操作になっちゃうせいでピンチアウトで画面の拡大もできない。これでは先の目的が達成できずサブディスプレイの意味がない。
加えてiPad側の画面の上下が固定されてしまう。デフォルトの上下とは逆になってしまいちょっと使いずらい。ちなみにiPadをデフォルトの上下にして使うとPCの画面がさかさまになってしまうという。
なんだこれは。
うーん、このままじゃ使えないかな……。
リモートデスクトップに挑戦する
まあそういうわけで不満もあり、いい機会だということでリモートデスクトップで画面共有ができないかやってみることに。有料のものが多いようですがいきなりそれはいやだなぁと思いまずはChromeのリモートデスクトップを試してみます。
iPad側でアプリを落とし、画面の表示にしたがいます。PC側はChromeの拡張機能らしい(デスクトップアプリも一応ある)。
なんかえらい設定に時間がかかるな……。
→断念しました。
Microsoftのリモートデスクトップのアプリを使ってみました。
アプリはiPad側だけでPC側はユーザー名とパスワード、IPアドレスを用意しておきます。それらを入力していけばリモートデスクトップにできるのですが……
iPadでPC操作ができるだけで、リモートデスクトップは画面共有にはならない!(当然といえば当然)
うむむ……これではせっかくのiPadをサブディスプレイとして使えないじゃないか……どうしよう…………
……結局買いました。
無線で接続するにはサブスクがいるみたいなのでおとなしく有線でつなぎます……surface用にUSBハブ買わなきゃ。
というか画面共有じゃなくてほんとのサブディスプレイだったし。まあいっか。